宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2019/ 2/25 14:09 更新 太陽風は更に低速になっています。磁気圏は穏やかです。 担当 篠原 昨日のフィラメント噴出によるCME(太陽ガスの放出現象)が、 SOHO衛星LASCO C2、C3のカメラで撮影されました。 動画を掲載します。 太陽の右に向かってガスが淡く広がっています。 地球への影響はないでしょう。 その後、太陽は穏やかに推移しています。 太陽風は、330km/秒から310km/秒へ、 更に速度が下がっています。 磁場強度は、3nTから4nTに少し上がっています。 磁気圏は穏やかで、 AE指数はほとんど変化のない状態です。 SDO衛星AIA193の太陽写真では、 コロナホールが太陽の中央部に広がっていて、 地球の方向へ速度の高い太陽風を噴き出しているところです。 3日後には、高速太陽風が強まっているでしょう。 (c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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