宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:40)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
2/22 --- ---
2/21 --- ---
2/20 --- ---

黒点  2/22 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:33 468 +1.5
-2 h 497 +2.6
-4 h 462 +2.3
-6 h 461 -3.4
-8 h 455 +1.2
-10 h 447 +1.6
-12 h 458 -1.6

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -9 -/ -
-2 h -3 -/ -
-4 h -10 -/ -
-6 h 2 -/ -
-8 h 1 -/ -
-10 h 4 -/ -
-12 h 7 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 7x10^0
2/22 0.5 2x10^1
2/21 0.4 7x10^2
2/20 0.4 2x10^2
2/19 0.5 3x10^2
2/18 0.5 7x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
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太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
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太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2019/ 2/17 12:31 太陽風は低速になっています。
2019/ 2/18 12:17 太陽風は350km/秒の低速風です。
2019/ 2/19 13:53 太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。コロナホールの影響が始まりそうです。
2019/ 2/20 12:58 太陽風は更に低速になり、磁気圏も穏やかです。
2019/ 2/21 12:50 太陽風の変化が始まりました。現在は平均的な速さです。
最新のニュース

2019/ 2/22 12:40 更新
太陽風はやや高速になり、磁気圏の活動も少し高まっています。

担当 篠原

太陽風の速度は、
昨日から今日にかけてゆっくりと上昇し、
今朝、500km/秒に達しました。
その後、少し下がって、
現在は470km/秒とやや高速くらいになっています。

磁場強度は、10nTから3nTへ低下しています。
やや弱いくらいに下がったので、
速度の上昇はこの辺りまでとなりそうです。
前周期の高速風と比べると、到来が遅れただけでなく、
最高速度も下がっています。

SDO衛星AIA193では、
発生源のコロナホールは、
太陽の西の端に達して見えなくなっています。
太陽風速度の高まりは、短い時間で終わりそうです。

磁気圏では、活動度がやや高まり、
AE指数で700nTと中規模の活動が2回発生しています。
現在は磁場強度が下がり、速度もやや高速程度なので、
この後の磁気圏の変化は、小さい規模に留まりそうです。


一昨日、20日13時(世界時20日4時)頃に、
太陽の中止付近で小規模の爆発現象が発生しています。
SDO衛星AIA304の動画を掲載します。
フィラメント噴出が起きた様です。

この現象に伴って、弱いCME(太陽ガスの放出現象)も発生しています。
STEREO Ahead衛星COR2の動画を掲載します。
地球のある右に向かって、コロナのガスが飛び出しています。

噴出の規模は小さいですが、太陽の中心付近で発生しているので、
太陽風の乱れが地球に到来する可能性があります。
4日後くらいと考えると、24日か25日頃になりそうです。
速度の変化は小さいと思いますが、
磁場が強まって、南向きに強く変化すると、
磁気圏の活動も高まる可能性があります。


太陽では、昨日の午後に、
中央部の右上寄りに小さい黒点ができていた様です。
現在は見えなくなっていて、無黒点です。
X線グラフに特に変化はなく、太陽は穏やかです。



太陽の中心部でフィラメント噴出が発生しています。SDO衛星AIA304。
(c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


弱いCMEが地球のある右方向へ飛び出しています。STEREO Ahead衛星COR2。
(c) STEREO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。