宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:50)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
2/21 --- ---
2/20 --- ---
2/19 --- ---

黒点  2/21 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:44 422 +3.0
-2 h 402 +7.5
-4 h 351 -3.2
-6 h 339 +1.1
-8 h 318 -4.7
-10 h 316 -1.4
-12 h 309 -0.0

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
10:30 7 -/ -
-2 h 4 -/ -
-4 h 5 -/ -
-6 h 13 -/ -
-8 h 18 -/ -
-10 h 13 -/ -
-12 h 10 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 6x10^1
2/21 0.4 7x10^2
2/20 0.4 2x10^2
2/19 0.5 3x10^2
2/18 0.5 7x10^2
2/17 0.4 9x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
地上磁場 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2019/ 2/16 13:04 太陽風は平均的な速度に戻りました。磁気圏も静穏です。
2019/ 2/17 12:31 太陽風は低速になっています。
2019/ 2/18 12:17 太陽風は350km/秒の低速風です。
2019/ 2/19 13:53 太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。コロナホールの影響が始まりそうです。
2019/ 2/20 12:58 太陽風は更に低速になり、磁気圏も穏やかです。
最新のニュース

2019/ 2/21 12:50 更新
太陽風の変化が始まりました。現在は平均的な速さです。

担当 篠原

太陽風の変化が始まっています。
今朝、21日4時(世界時20日19時)頃から、
太陽風の磁場強度が5nTを超えて強まり始め、
21日9時(世界時21日0時)に、12nTまで高まりました。
その後少し下がって、現在は8nTとやや強まった状態です。

太陽風の速度も、追いかけるように上昇を始めて、
今朝までは300km/秒近い低速風でしたが、
現在は430km/秒と平均的な速さに戻っています。

27日周期の図を見ると、
前周期よりも1日半ほど遅れて変化が始まっています。
前周期は600km/秒まで速度が上昇しましたが、
今回はどこまで上がるでしょうか。
コロナホールの広がりを考えると、
あまり高まらないかもしれません。


太陽風磁場の南北成分は、
強まり始めた頃は南寄りに変化していましたが、
最高に達した後は、北向きに傾向が変わっています。
南向きの頃は速度が遅かったため、
磁気圏の活動はあまり高まらず、
AE指数は小規模の変化が起きた程度です。
現在は北寄りに変わっているので、
磁気圏は穏やかなまま推移しています。

この後、磁場が再び南寄りになると、
磁気圏の活動も高まる可能性があります。

SDO衛星AIA193では、
太陽の東側(左側)から次のコロナホールが伸びています。
前周期は1月31日から太陽風の変化が始まっています。


太陽は、無黒点が続いています。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。