宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2019/ 2/16 13:04 更新 太陽風は平均的な速度に戻りました。磁気圏も静穏です。 担当 篠原 太陽風の速度は400km/秒まで下がり、 平均的な速さに戻っています。 磁場強度は、3〜4nTとやや弱くなっています。 磁場の南北成分は、0nT付近で小さく変化する程度です。 磁気圏は更に穏やかになり、AE指数のグラフでは、 小さい変化が時々起きている程度です。 27日周期の図で前周期の変化を参照すると、 これから3日程度、低速の穏やかな太陽風が続きそうです。 その後、前周期は1月23日から高速の太陽風が始まっています。 SDO衛星AIA193の太陽写真でコロナホールの広がりを比較すると、 現在のコロナホールは前周期よりもかなり縮小している様です。 その縮小した領域が太陽の中心線付近にあるので、 3日後くらいに影響が始まりそうですが、 どの程度の変化がやって来るでしょうか。 前周期は600km/秒まで速度が高まりましたが、 今回はこれよりも弱まっているかもしれません。 太陽は無黒点で、穏やかです。 SDO衛星AIA193では、 太陽の東端(左端)近くに明るく光る領域があり、 可視光写真でも白斑が見えていますが、 黒点はできていない様です。 (c) SDO (NASA)、作図:宇宙天気ニュース SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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