宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2019/ 2/14 13:41 更新 太陽風の速度が500km/秒に高まっています。 担当 篠原 太陽風の速度は、 昨日のニュース以降もゆっくりと上昇して、 500km/秒に達しています。 27日周期の図の前周期と同様に、 高速の太陽風がやって来ました。 太陽風の磁場強度は、 一時的に10nTに上がる変化もありますが、 5nT付近で推移しています。 南北成分は、南北両方に振れていて、 速度の高まりもあり、磁気圏の活動度は少し高まっている様です。 AE指数は、300〜500nTの変化が目立っています。 前周期の太陽風の高まりは1日半ほどで終わっています。 今回はどのくらい続くでしょうか。 昨日、太陽の南西(右下)に現れた小さい黒点は、 今朝くらいに見えなくなりました。 一方、東の端から活動的な領域が上がってきました。 SDO衛星AIA193の写真で明るく輝いています。 可視光写真では、白斑が見えていますが、 黒点はまだ分かりません。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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