宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2019/ 2/15 12:56 更新 太陽風の速度は下がり始めています。太陽は無黒点です。 担当 篠原 太陽風の速度は、 今日未明まで500km/秒に高まっていましたが、 その後、下がり始めて、 現在は460km/秒とやや高速くらいになっています。 27日周期の図で27日前の太陽風と比べると、 1日ほど遅れましたが、 前周期と同じくらいの速度の変化が帰って来ています。 太陽風の磁場強度は、 4nT前後と平均的な値で推移しています。 南北成分の振れ方は小さくなっていて、 磁気圏は小規模の変化が起きている程度です。 前周期と同様にこのまま速度が下がって行けば、 その後は低速の太陽風が続きそうです。 前周期は、1月23日から次の太陽風の高まりが始まっています。 しかし、発生源のコロナホールは、 今日のSDO衛星AIA193の写真では縮小しているように見えます。 明日になれば、よりはっきりと分かるでしょう。 太陽は、東端から上がってきた活動的な領域 (SDO衛星AIA193の写真で明るく光っている部分)に、 黒点は見えていません。 太陽は無黒点です。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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