宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2019/ 2/ 2 13:08 更新 太陽風の速度は600km/秒に高まりました。磁気圏の活動も続いています。 担当 篠原 昨夕、1日18時(世界時1日9時)頃に、 太陽風の速度は600km/秒まで高まりました。 5時間ほどその状態が続いた後、 速度は550km/秒に少し下がりましたが、 現在も高速の風が続いています。 太陽風の磁場強度は、 速度が高まるまでは10nT前後に強まっていましたが、 急に5nTに下がり、以降は平均的な値で安定しています。 磁場の南北成分は、 振れ幅は小さくなりましたが南北両方に変化しています。 磁気圏の活動は高まった状態が続き、 AE指数は500nTを超える中規模の変化が繰り返し発生しています。 昨日に続いて、ノルウェー・トロムソの全天カメラの動画を掲載します。 AE指数のグラフでは、700nTに高まって行く変化の始まりの頃ですが、 トロムソの上空ではこの頃に一番強まっていました。 SDO衛星AIA193では、 今回の高速風をもたらしたコロナホールは、 太陽の西の端に向かって進んでいます。 27日周期の図の前周期の変化を参考にすると、 明日くらいから高速風は後半に入りそうです。 太陽の西に沈んでいった2733黒点群では、 その後もフレアの活動が起きている様です。 SDO衛星AIA131の動画を見ると、 プロミネンスの変化が発生しています。 一方、SDO衛星AIA193の写真の東端(左端)の明るい領域は、 白斑が見えるだけで、黒点はありませんでした。 (c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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