宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by KNCT |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2019/ 2/ 1 12:26 更新 500km/秒の高速太陽風が到来し、磁気圏の活動も高まっています。 担当 篠原 高速の太陽風が到来しています。 太陽風の速度は、昨夜遅くから上昇を始め、 今朝、2月1日6時(世界時31日21時)過ぎに、 500km/秒に達しました。 以降、500km/秒前後の高速の風が続いています。 太陽風の磁場強度は、 速度が上がり始める頃に15nTに強まり、 500km/秒に達するまでこの状態が続きました。 以降は10nTと少し下がっていますが、 強まった状態は続いています。 太陽風磁場の南北成分は、磁場が強まっている事もあり、 南北にやや大きく変化しています。 このため、磁気圏の活動も高まっていて、 AE指数は、800nTや1000nTに達する変化が発生しています。 世界時31日22時頃のオーロラの活動を、 ノルウェー・トロムソの全天カメラの動画で紹介します。 AE指数が1000nTに達した頃の様子です。 激しいオーロラの変化が撮影されています。 27日周期の図を見ると、 太陽風速度の高まりは、前周期と同じくらいに始まっています。 前周期の高速風は4日ほど続いています。 今回はどうなるでしょうか。 太陽風の磁場が強まっている間は、 南向きの変化も大きくなる可能性があります。 オーロラの活動も激しくなりやすいので、注目して下さい。 太陽は、2733黒点群が沈んで、無黒点になっています。 SDO衛星AIA193を見ると、 東端(左端)に明るい領域があり、 SDO衛星のAIAカメラでは、小さい活動を起こしている様です。 黒点は発生しているでしょうか。 (c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |