宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:26)
太陽フレアは静かです。
太陽風南向き磁場がやや強くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
2/ 1 --- ---
1/31 --- ---
1/30 20:15 C1.3
14:56 C5.2
06:17 C2.0

黒点  2/ 1 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:15 484 -3.5
-2 h 515 +0.5
-4 h 527 +0.5
-6 h 438 -11.5
-8 h 438 +7.1
-10 h 449 +1.4
-12 h 375 +3.9

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
11:30 -8 -/ -
-2 h -6 -/ -
-4 h -22 -/ -
-6 h 4 -/ -
-8 h 2 -/ -
-10 h -8 -/ -
-12 h -4 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^0
2/ 1 0.4 2x10^2
1/31 0.5 2x10^3
1/30 0.5 9x10^2
1/29 0.4 1x10^3
1/28 0.5 1x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
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AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
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EIT284 (SOHO)
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LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
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太陽風 7日 (ACE)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2019/ 1/27 11:09 C5.0の小規模フレアが発生しました。高速太陽風は終わりに近付いています。
2019/ 1/28 12:57 太陽風は平均的な速さに戻っています。2733黒点群は静かです。
2019/ 1/29 12:27 太陽風は低速になっています。磁気圏は穏やかです。
2019/ 1/30 12:46 Cクラスの小規模フレアが2回発生しています。太陽風は低速です。
2019/ 1/31 13:36 2733黒点群でC5.2の小規模フレアが発生しました。太陽風は低速です。
最新のニュース

2019/ 2/ 1 12:26 更新
500km/秒の高速太陽風が到来し、磁気圏の活動も高まっています。

担当 篠原

高速の太陽風が到来しています。
太陽風の速度は、昨夜遅くから上昇を始め、
今朝、2月1日6時(世界時31日21時)過ぎに、
500km/秒に達しました。
以降、500km/秒前後の高速の風が続いています。

太陽風の磁場強度は、
速度が上がり始める頃に15nTに強まり、
500km/秒に達するまでこの状態が続きました。
以降は10nTと少し下がっていますが、
強まった状態は続いています。

太陽風磁場の南北成分は、磁場が強まっている事もあり、
南北にやや大きく変化しています。
このため、磁気圏の活動も高まっていて、
AE指数は、800nTや1000nTに達する変化が発生しています。

世界時31日22時頃のオーロラの活動を、
ノルウェー・トロムソの全天カメラの動画で紹介します。
AE指数が1000nTに達した頃の様子です。
激しいオーロラの変化が撮影されています。

27日周期の図を見ると、
太陽風速度の高まりは、前周期と同じくらいに始まっています。
前周期の高速風は4日ほど続いています。
今回はどうなるでしょうか。

太陽風の磁場が強まっている間は、
南向きの変化も大きくなる可能性があります。
オーロラの活動も激しくなりやすいので、注目して下さい。


太陽は、2733黒点群が沈んで、無黒点になっています。
SDO衛星AIA193を見ると、
東端(左端)に明るい領域があり、
SDO衛星のAIAカメラでは、小さい活動を起こしている様です。
黒点は発生しているでしょうか。



ノルウェーのトロムソで全天カメラにより撮影された、世界時31日22時頃のオーロラ。
(c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。