宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2019/ 1/30 12:46 更新 Cクラスの小規模フレアが2回発生しています。太陽風は低速です。 担当 篠原 昨日のニュースの後、2733黒点群の活動度が再び高まり、 Bクラスの小さいフレアを起こす様になりました。 そして、29日19時半(世界時29日10時半)にC1.9、 30日6時半(世界時29日21時半)にC2と、 2つの小規模フレアが発生しています。 SDO衛星AIA131による動画を掲載します。 2733黒点群は太陽の西の端に近付いていて、 この後見えなくなります。 太陽風の速度は300km/秒へ下がり、 更に低速の風になっています。 磁場強度も2nTへ下がって、弱くなっています。 磁気圏は静穏で、 AE指数は小規模の変化が1度起きている程度です。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、 コロナホールは更に西に進み、 地球へ影響が及び始める目安の位置に達しています。 今後、太陽風の高まりが到来すると思われます。 太陽風の磁場強度が強まり始めたら、 変化の始まりと考えられます。 27日周期の図を見ると、 前周期は550km/秒に達する高速風が到来しました。 速度の高まりは、4日ほど続いています。 2733黒点群でCクラスフレアが2回発生した。SDO衛星AIA131。 (c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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