宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2019/ 1/18 10:48 更新 太陽風の速度がやや高速になっています。 担当 篠原 太陽風の速度が高まっています。 昨夜、17日20時(世界時17日11時)頃までは、 400km/秒付近で安定していたのですが、 その後、急に470km/秒へ高まる変化が到来し、 現在まで、470〜500km/秒とやや高速の状態になっています。 太陽風の磁場強度は、 5nTから10nTへ高まり、 再び5nTに戻る変化になっています。 磁場の強まりは一段落しているので、 速度の高まりもこのくらいで留まるのでしょうか。 27日周期の図を見ると、 前周期の速度の高まりからは、 だいぶ遅れて変化が発生しました。 今後の推移はどうなるでしょうか。 注目してください。 太陽風磁場の南北成分は、 グラフの前半は北寄りですが、 速度が高まった頃から、南北に変化する様になっています。 磁気圏では小規模の活動が起きていて、 AE指数は、300〜500nTの変化が発生しています。 太陽は、無黒点で穏やかです。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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