宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2019/ 1/15 12:28 更新 太陽風は低速に戻っています。太陽は無黒点が続いています。 担当 篠原 太陽風の速度は、 昨夕にかけて400km/秒まで上がりましたが、 その後は低下に転じて、 現在は340km/秒と低速の状態に戻っています。 磁場強度は、5nT前後と平均的な状態を保っています。 27日周期の図を見ると、 前周期の太陽風は、600km/秒まで速度が高まっていたのですが、 今回、その変化は消えてしまったのでしょうか。 引き続き、太陽風の推移に注目して下さい。 太陽風磁場の南北成分は、 振れ幅は小さいですが、南北に変化しています。 速度が少し上がったこともあり、磁気圏の活動は少し高まって、 AE指数は、300〜500nTの小規模の活動が数回発生し、 その間も、小さい変化が続く様なグラフになっています。 現在の太陽風は速度が遅くなっているので、 今後の磁気圏の変化は、小さくなりそうです。 太陽は無黒点が続き、穏やかです。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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