宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2019/ 1/14 13:55 更新 太陽風は低速から平均的な速さに戻りかけています。更に高まる可能性があります。 担当 篠原 太陽風の速度は、昨夜にかけて300km/秒まで下がりましたが、 その後上がり始めて、 現在は380km/秒と平均的な速さに戻りかけています。 27日周期の図の前周期に見られた太陽風速度の高まりが、 回帰してきたのかもしれません。 太陽風の磁場強度は、 一時的に10nTに強まる変化が発生していますが、 現在は5nTと平均的な状態です。 南北成分は、0nT付近で小さく変化しています。 速度が低かったこともあり、磁気圏は穏やかで、 AE指数は小さい変化が見られる程度です。 前周期の太陽風は、 12月20日に600km/秒まで速度が高まりました。 今回も同様の高まりになるでしょうか。 今後の推移に注目してください。 太陽は無黒点で穏やかです。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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