宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2019/ 1/ 9 12:11 更新 太陽風は平均的な状態です。12月の黒点数は 3.1 でした。 担当 篠原 WDC-SILSOより、 12月の黒点相対数の月平均値は、 3.1 と発表されています。 2018年7月以降、1桁台が6か月続いています。 また、月平均値が1桁台に初めて下がったのは 2017年11月でしたが、 それからの14か月のうち、11か月で1桁台を記録しています。 1枚目の黒点数のグラフでは、右端(最新)のところに、 低い値のかたまりができています。 無黒点日の日数は24日と、 今回の極小期で5回目の20日台になっています。 前の極小期では、2008〜2009年頃のグラフの様に、 ここから更に黒点数の低下が見られました。 今回も同様の変化になるのか、 この辺りで次の周期に切り替わるのか、 2019年の太陽の変化に注目してください。 太陽風の速度は、430km/秒前後で安定し、 平均的な状態になっています。 磁場強度も、5nTと平均的な値です。 磁気圏は穏やかになっていて、 AE指数は、小さい変化も起きていますが、 全体としては変化の少ない状態です。 太陽は無黒点です。 太陽黒点相対数の長期変化。12月の黒点相対数は 3.1 でした。 (c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース 1970年以降の太陽黒点相対数の長期変化。 (c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース 1970年以降の月毎の無黒点日の日数。 (c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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