宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2019/ 1/ 4 10:17 更新 太陽風は300km/秒と低速の状態が続いています。 担当 篠原 太陽風は、300〜310km/秒と低速の状態が続いています。 磁場強度も、3nTから4nTに少し上がっていますが、 やや弱い状態が続いています。 コロナホールの影響はまだ到来していません。 27日周期の図を参照すると、 前周期の変化の始まり(12月7日)から1日ほど経過しています。 27日周期というのは目安の数字なので、 変化のタイミングが前後することは普通に見られることです。 一方、SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真を見ると、 コロナホールの先頭(右端)は太陽の西の端近くまで進んでいて、 太陽風の高まりはそろそろ始まるのではないかと思います。 太陽風の磁場強度が更に強まって行く様であれば、 変化の到来と考えられるでしょう。 磁気圏は静穏です。 AE指数は、時々小さい変化が起きている程度です。 太陽の2732黒点群は、少し小さくなっています。 X線グラフでは、Bクラスの小さい変化も起きていますが、 変化の高まりとしてはピークを越えている様子です。 2732黒点群の拡大写真。SDO衛星。 (c) SDO (NASA)、作図:宇宙天気ニュース SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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