宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2019/ 1/ 6 12:36 更新 500km/秒の高速太陽風が続き、磁気圏も活動的です。 担当 篠原 昨日のニュース以降、 太陽風は500km/秒の高速状態が続いています。 磁場強度は昨夜にかけて5nTと平均的な値に下がり、 以降、安定しています。 磁場の南北成分は、 磁場が強まっていた頃はやや大きく変化していたのですが、 磁場強度が5nTに下がった後は、振れ幅が小さくなっています。 磁気圏では小中規模の活動が続いていて、 AE指数は500nT前後の変化が頻繁に発生しています。 27日周期の図を見ると、 前周期は12月10日に速度のピークを迎えて、 その後は次第に低下しています。 今回、高速風の始まりは2日ほど遅れましたが、 後半の推移はどうなるでしょうか。 前周期の様子とも比べながら注目してください。 太陽では、2732黒点群が西の端に近付いています。 一方、東端に磁場の強まりが現れています (SDO衛星AIA193で小さく光っている領域)。 ここに黒点が現れなければ、太陽は無黒点になりそうです。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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