宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by KNCT |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2019/ 1/ 2 11:26 更新 太陽に2732黒点群が発生しています。太陽風はやや低速になっています。 担当 篠原 太陽の中央部の北西側(右上)に黒点が現れました。 一昨日くらいから小さく見えていた領域です。 2732黒点群と番号も付けられ、2019年第1号の黒点群になりました。 磁場の並びは、現在の第24活動周期の順番です。 太陽風は、380km/秒まで速度が下がり、 やや低速になっています。 磁場強度は、5nTと平均的な状態が続いています。 磁場の南北成分は、 DSCOVR衛星のグラフの前半で南寄りが続き、 AE指数で300〜500nTの小規模の変化が発生しています。 以降は、磁場は0nT付近になり、磁気圏も静かになっています。 SDO衛星AIA193では、 三角形に広がるコロナホールの先頭(右端)が、 太陽の西側(右側)に半分ほど進み、 地球へ影響が及び始める目安の位置に近付いています。 27日周期の図の前周期、 12月7日以降に見られる様な太陽風の高まりが、 明日くらいから始まりそうです。 磁場強度が強まって、南向きに変化する様になると、 磁気圏の活動も活発化します。 太陽風の変化が始まったら、 オーロラのライブカメラなどに注目してください。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |