宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (09:17)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏の最新データがありません。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
12/31 --- ---
12/30 --- ---
12/29 --- ---

黒点 12/30 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
09:06 524 -1.3
-2 h 534 +0.1
-4 h 565 -0.0
-6 h 557 +1.1
-8 h 563 +1.4
-10 h 570 +0.5
-12 h 557 -0.7

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
-:- - -/ -
-2 h - -/ -
-4 h - -/ -
-6 h - -/ -
-8 h - -/ -
-10 h - -/ -
-12 h - -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 3x10^3
12/31 0.4 4x10^3
12/30 0.5 3x10^3
12/29 0.5 6x10^2
12/28 0.5 1x10^2
12/27 0.5 3x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
地上磁場 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2018/12/26 12:38 低速の太陽風が続き、磁気圏も概ね静穏です。
2018/12/27 13:28 低速の太陽風が続いています。明日くらいから太陽風の速度が高まりそうです。
2018/12/28 13:02 太陽風の高まりが到来しています。磁気圏の活動も高まっています。
2018/12/29 11:00 太陽風は600km/秒の高速風になっています。磁気圏の活動も高まっています。
2018/12/30 11:01 500km/秒の高速太陽風が続いています。磁気圏はやや活動的です。
最新のニュース

2018/12/31 09:17 更新
500km/秒台の高速の太陽風が続いています。

担当 篠原

500km/秒台の高速の太陽風が続いています。
昨夜、30日21時(世界時30日12時)には、
500km/秒から570km/秒へ再び速度が高まりまっています。
今朝早く下がり始めて、現在は520km/秒です。
磁場強度は、5nTと平均的な状態で安定しています。

27日周期の図を見ると、
前周期の太陽風速度の高まりは12月5日まで続いています。
今回も同様の推移になると、
高速風はもう2〜3日続くかもしれません。

太陽風磁場の南北成分は、
グラフの前半は弱い南寄りになっていますが、
後半は0nT付近で推移しています。
磁気圏ではある程度の活動が続いている様で、
NOAA/SWPCによるK指数の速報値は、
昨日と同じくらいの変化になっています。

SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、
太陽の東側(左側)に大きくコロナホールが広がっています。
右端が太陽の中央線に達していて、
3日後くらいから高速の太陽風が始まりそうです。

2枚目の図で、過去2周期とのコロナホールの広がりを調べてみます。
すると、南半球の高緯度域の広がりが消えて、
北半球側により広がる様に変化しています。
全体としては前周期の広がりと似ているので、
太陽風の高まりも同様の推移になるかもしれません。
前周期の高速風は、最高で650km/秒に達しています。


太陽は、SDO衛星の可視光の拡大写真を見ると、
中央部の北半球側に小さい黒い点がいくつか発生しています。
SDO衛星AIA193のコロナホールの上側に見える
小さい明るい2つの領域です。
小さい変化で、X線グラフには特に変化は見られません。




今年も宇宙天気ニュースをお読みいただきありがとうございました。
太陽はすっかり静かになってしまいましたが、
次の活動周期の始まりに向けて、来年もよろしくお願い致します。
どうぞよいお年をお迎え下さい。




磁気圏の活動度を表すK指数の速報値。
(c) NOAA/SWPC


2周期前(54日前)、1周期前(27日前)、現在のコロナホールの様子。SDO衛星AIA193。
(c) SDO (NASA)、作図:宇宙天気ニュース


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。