宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2018/12/26 12:38 更新 低速の太陽風が続き、磁気圏も概ね静穏です。 担当 篠原 太陽風の速度は、 320km/秒から360km/秒へ少し上がっていますが、 低速の状態が続いています。 磁場強度は、5nTから4nTへ少し下がっています。 磁気圏も基本的に穏やかで、 AE指数のグラフは、太陽風磁場が南寄りになった時間帯に 200nTの小さい変化が起きている程度です。 SDO衛星AIA193では、 コロナホールは太陽の西側に進んでいます。 2日後くらいに影響が始まりそうですが、 27日周期の図を見ると、 前周期の太陽風(12月1日以降の変化)は、 速度が450km/秒に高まった程度です。 コロナホールが小さくなっていることを考えると、 影響は更に弱くなるかもしれません。 太陽は無黒点で、穏やかな状態が続いています。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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