宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by KNCT |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2018/12/21 13:02 更新 太陽風の速度は500km/秒に下がりましたが、高速の状態は続いています。 担当 篠原 太陽風の速度は、昨日の夕方まで600km/秒を保ちました。 その後ゆっくりと下がり、現在は500km/秒です。 高速の状態は続いています。 太陽風の磁場強度は、3nTに下がってやや弱くなっています。 太陽風の高まりはピークを過ぎた様ですが、 27日周期の図で前周期と比較すると、立派な高まりになりました。 太陽風磁場の南北成分は、0nT付近で南北に変化しています。 磁気圏では小規模の活動が続いていて、 AE指数は300〜500nTの小規模の変化が頻繁に発生しています。 この後、太陽風の速度が下がって行くと、 磁気圏の活動も小さくなって行くでしょう。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、 太陽の中央部にコロナホールは特に見られず、 この後、太陽風はしばらく穏やかになりそうです。 太陽は、無黒点が続いています。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |