宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2018/12/22 11:16 更新 太陽風は平均的な速度に戻りました。磁気圏は穏やかです。 担当 篠原 太陽風の速度は、昨夜遅くまでは500km/秒近くを保っていましたが、 その後下がり始め、現在は400km/秒と平均的な速さに戻っています。 磁場強度は、2〜4nTとやや弱い状態で推移しています。 太陽風磁場の南北成分は、0nT付近で小さく変化する程度です。 磁気圏の活動は弱くなっていて、 AE指数は小さい変化が時々起きている程度です。 太陽風の速度が下がって来たので、 磁気圏も穏やかな状態が続きそうです。 太陽風は、しばらく穏やかに推移しそうです。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、 東側(左側)の北半球にコロナホールが見え始めています。 この領域は、27日周期の図の12月1日に始まる 太陽風の弱い高まりをもたらしました。 今回はどうなるでしょうか。 太陽は、無黒点で穏やかな状態が続いています。 鹿児島高専は、今日から冬休みです。 校内の点検の関係で、火曜日まで学内LANが停止しています。 記事の更新は行いますが、最新情報などはお休みになります。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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