宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (09:31)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
12/ 8 --- ---
12/ 7 --- ---
12/ 6 --- ---

黒点 12/ 7 (NOAA)
磁場 フレア
2729 7 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
09:25 486 +2.5
-2 h 476 +1.4
-4 h 483 +2.4
-6 h 504 -1.3
-8 h 472 -0.8
-10 h 472 +0.9
-12 h 454 +2.3

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
08:30 -14 -/ -
-2 h -15 -/ -
-4 h -17 -/ -
-6 h -12 -/ -
-8 h -10 -/ -
-10 h -8 -/ -
-12 h 0 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 6x10^1
12/ 8 0.4 9x10^1
12/ 7 0.4 1x10^2
12/ 6 0.4 6x10^1
12/ 5 0.5 1x10^2
12/ 4 0.4 5x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
地上磁場 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2018/12/ 3 14:10 太陽風速度の高まりは、450km/秒とやや高速程度です。
2018/12/ 4 12:21 太陽風はやや高速の状態が続いています。
2018/12/ 5 12:44 太陽に黒点が現れています。太陽風はやや高速の状態が続いています。
2018/12/ 6 13:22 黒点は少し大きくなっています。太陽風は平均的な速度に下がっています。
2018/12/ 7 13:10 太陽風はやや低速になっています。これから高速太陽風が始まりそうです。
最新のニュース

2018/12/ 8 09:31 更新
太陽風はやや高速になり、磁気圏の活動も高まっています。

担当 篠原

昨日のニュースの後、太陽風の磁場強度は10nTヘ強まりました。
それと共に、速度も高まり始め、
今日の未明、8日3時(世界時7日18時)頃に500km/秒へ達しました。
その後は少し下がって、480km/秒とやや高速の状態で推移しています。
一方、磁場強度はピークを過ぎて、5nTと平均的な値に戻っています。

SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真の
西側(右側)に広がるコロナホールの影響が始まりました。
27日周期の図を見ると、
前周期の高速風は600km/秒まで高まったのですが、
今のところその勢いはありません。
遅れて高まる可能性もあるので、引き続き注目してください。

太陽風磁場の南北成分は、
+5nT〜 -5nT程度の範囲で南北に変化しています。
磁気圏の活動は高まってきましたが、
AE指数で300〜500nTと小規模の変化が中心で、
1000nTに達する大きな変化は1回発生した程度です。

その頃(世界時7日19時半頃)のオーロラの様子を、
ノルウェー・トロムソの全天カメラの動画で紹介します。

前周期の高速風は、4日ほど続きました。
今回もコロナホールは同じくらいに広がっていたので、
継続期間も同じくらいになるのではないでしょうか。
その後は、穏やかな状態が2週間程度続きそうです。


太陽の2729黒点群は、小さくなりながら西の端に近付いています。
X線グラフも目立った変化はなく、
このまま静かに沈んで行きそうです。



ノルウェーのトロムソで全天カメラにより撮影された、世界時7日19〜20時頃のオーロラ。
(c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。