宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2018/12/ 6 13:22 更新 黒点は少し大きくなっています。太陽風は平均的な速度に下がっています。 担当 篠原 太陽に現れた黒点は、2729群と番号が付きました。 昨日よりも少し大きくなっています。 X線グラフにも変化が見られ、 B1と小さい変化ですが、複数回発生しています。 黒点群の発達としては、この辺りまでかもしれません。 太陽風は、今朝くらいに速度が下がり、 400km/秒と平均的な状態に戻っています。 27日周期の図では、 前周期も11月9日に速度が下がっていて、 同様の変化がやって来た様です。 前周期は、続く様に次の太陽風の高まりが始まっています。 今回も、SDO衛星AIA193では、 コロナホールが中央部から西側にかけて広がっていて、 太陽風の高まりは近付いていると思われます。 明日くらいから、太陽風の変化に注目して下さい。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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