宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2018/12/ 3 14:10 更新 太陽風速度の高まりは、450km/秒とやや高速程度です。 担当 篠原 太陽風の速度は、 450km/秒へ少し上がった程度で落ち着いています。 今回の太陽風の高まりは、この程度に留まりそうです。 太陽風の磁場強度は、5nTと平均的な状態です。 南北成分は、南寄りになっていて、 -3nT前後の南向きが長い時間発生しています。 速度の高まりは小さいですが、 磁気圏の活動はある程度高まっていると思われます。 ノルウェー・トロムソの全天カメラでは、 活発なオーロラの活動が撮影されています。 SDO衛星AIA193では、 今回の太陽風の高まりをもたらしたコロナホールは、 太陽の西に進み、ほとんど見えなくなっています。 太陽風の速度は、この後下がっていくかもしれません。 一方、東からは次のコロナホールが太陽の中心線に近付いています。 こちらの影響は、4〜5日後くらいになりそうです。 太陽は無黒点です。 穏やかに推移しています。 (c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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