宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2018/12/ 4 12:21 更新 太陽風はやや高速の状態が続いています。 担当 篠原 太陽風の速度は、 昨夜遅くに470km/秒くらいまで高まりましたが、 現在は450km/秒に戻っています。 やや高速の状態は続いていますが、 今回の太陽風の高まりはこの程度で終わりそうです。 太陽風の磁場強度は、5〜6nTと平均的な状態です。 南北成分は、-5nTくらいの南向きが頻繁に発生しています。 このため、磁気圏の活動はやや高まっていて、 AE指数は300nTから700nTにかけて、小中規模の変化が続いています。 SDO衛星AIA193では、 太陽の西半球(右側)のコロナホールは見えなくなり、 東半球(左側)のコロナホールが太陽の中心線まで進んでいます。 現在の太陽風の高まりは終わりを迎え、 3日後くらいから次の太陽風の高まりが始まりそうです。 27日周期の図では、 前周期は11月10日から太陽風の速度が高まっています。 前回は600km/秒まで高まりましたが、今回はどうなるでしょうか。 太陽は、無黒点で穏やかです。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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