宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by KNCT |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2018/12/ 1 12:31 更新 太陽風の速度は更に下がっていますが、コロナホールの影響が始まりそうです。 担当 篠原 太陽風の速度は、今朝にかけて低下が続き、 360km/秒から320km/秒へさらに下がっています。 磁場強度も2nTと弱まった状態が続いていましたが、 速度が下がりきった頃から高まり始め、 現在は5nTと平均的な強さまで戻っています。 太陽風磁場の変化は、 コロナホールの影響の始まりかもしれません。 27日周期の図を見ると、 前周期も同じ頃に磁場の強まりが始まっています。 この後、速度も上昇を始めると、変化の到来です。 磁場が強まり始めた頃から、 太陽風磁場の南北成分は南向きに振れる様になっています。 現在は -4nTと、大きくはありませんが南向きに振れていて、 オーロラの活動がやや高まる可能性があります。 この後も、南向きの磁場が続き、速度も上昇を始めると、 磁気圏も活動的に変わっていくでしょう。 太陽は、今日も無黒点で穏やかです。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |