宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2018/12/ 2 13:11 更新 太陽風の速度が高まり始めています。 担当 篠原 太陽風の磁場強度は、昨夜にかけて10nTまで高まり、 それと共に速度も上昇を始めて、320km/秒の低速風から、 現在は430km/秒と、やや高速になりかけています。 27日周期の図を見ると、 前周期は、更に500km/秒を超えて速度が高まっています。 今回も、引き続き速度が高まって行く可能性があります。 この後も変化に注目してください。 太陽風磁場の南北成分は、 磁場が強まった頃に南寄りに変化が大きくなりましたが、 以降は0nT付近で小さく変化する程度です。 磁気圏の活動は、高まる時間帯も見られますが、 全体としてはあまり高まらずに推移しています。 この中で、AE指数が500nT程度に高まった、 世界時12月1日21時頃のオーロラを、 ノルウェー・トロムソの全天カメラの動画で紹介します。 この動画でも、オーロラの変化はそれほど激しくは見えません。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、 現在の太陽風の変化をもたらしているコロナホールは、 太陽の西側(右側)に進み、 次のコロナホールが東側(左側)の南半球に見え始めています。 こちらの影響は、5〜6日後くらいの到来になりそうです。 太陽は、無黒点で穏やかです。 (c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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