宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2018/11/30 12:49 更新 太陽風は低速で、磁気圏は穏やかです。コロナホールの影響が近付いています。 担当 篠原 太陽風の速度は、 昨夜にかけて380km/秒から400km/秒に上がり、 今日に入ると次第に下がって、現在は360km/秒の低速風です。 磁場強度も、3nTから2nTへ下がって弱まっています。 磁場の南北成分は、南北に小さく変化する程度で、 磁気圏は穏やかな状態が続いています。 SDO衛星AIA193では、 コロナホールの右端が西半球の半分くらいに進み、 影響が地球に到来する目安の位置に達しています。 一方、27日周期の図を見ると、 前周期の太陽風の高まりは、もう1日ほど経って始まっています 今回はどこから変化が始まるでしょうか。 今後の太陽風の推移に注目してください。 太陽は無黒点で、穏やかに推移しています。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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