宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2018/11/25 14:01 更新 太陽の中央に2728黒点群が見えています。太陽風は低速です。 担当 篠原 太陽の中央に現れた黒点は、2728群と番号が付けられています。 形の変化は起きてますが、黒点の規模は昨日と同じくらいです。 Aクラスの範囲ですが、小さい活動も起こしていて、 X線のグラフに細かい変化が見られます。 2728群は、今のところ特に発達する様子は見られません。 太陽風は、350km/秒と低速の風が続いています。 磁場強度は、2〜5nTとやや弱い状態で上下しています。 磁場の南北成分は、0nT付近で小さく変化する程度で、 磁気圏も穏やかです。 SDO衛星AIA193では、 中央部の西寄り(右寄り)に小さいコロナホールが、 東側(左側)に南北に広いコロナホールが見えています。 2〜3日後くらいに小さいコロナホールの影響が来るかもしれません。 また、6〜7日後くらいに大きいコロナホールの影響が始まりそうです。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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