宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:39)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
11/20 --- ---
11/19 --- ---
11/18 --- ---

黒点 11/20 (NOAA)
磁場 フレア
2727 2 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:34 343 +0.7
-2 h 322 -6.1
-4 h 320 -4.0
-6 h 316 -4.0
-8 h 327 -0.7
-10 h 338 -1.1
-12 h 333 -3.7

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -10 -/ -
-2 h 7 -/ -
-4 h 3 -/ -
-6 h 2 -/ -
-8 h -2 -/ -
-10 h -7 -/ -
-12 h -1 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 1x10^1
11/20 0.4 3x10^2
11/19 0.4 8x10^2
11/18 0.5 8x10^2
11/17 0.4 1x10^3
11/16 0.6 1x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
地上磁場 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2018/11/15 12:40 太陽の中央に新しい黒点が現れました。太陽風は平均的な状態です。
2018/11/16 13:44 太陽風は低速の状態に変わっています。磁気圏は穏やかです。
2018/11/17 13:19 低速の太陽風が続いています。磁気圏も穏やかです。
2018/11/18 13:46 太陽風は低速です。太陽に第25期の磁場の並びが現れています。
2018/11/19 13:28 低速の太陽風が続いています。磁気圏も静穏です。
最新のニュース

2018/11/20 12:39 更新
太陽風は低速ですが、磁場が強まっています。ムルマンスクのオーロラをどうぞ。

担当 篠原

ロシア・ムルマンスクの福島留美さんより、
9〜11月にかけてムルマンスク州で撮影された
オーロラの写真をいただきました。
今日は前半の4枚を紹介します。

現地では、この時期に多くのオーロラ写真が撮影されていたそうで、
9月だけでも120作品の中から選んでいただいたとのことです。
(リンク先で更に多くの作品を見ることができます)

1枚目は、太陽風が高まる前の夜に撮影されていますが、
その他は、高速風の到来でオーロラの活動が高まった頃の撮影です。

3枚目のオーロラは、見事に数字の「2」の形になっています。
もちろんフォトショップなどの細工は行われておらず、
撮影者のA・ステパーネンコ氏から作品名として、
「評価4は堅いって言われてたのに、評価2なんて貰っちゃったョ!」
との冗談が付けられていたそうです。
天の採点も厳しいですね(鹿児島高専はもうすぐ中間試験です)。

その他の3枚は、水面に映るオーロラの色合いも見事です。
この頃は、地上の景色がまだ秋ですね。

美しい写真や不思議な写真をありがとうございます。



現在の太陽風は、速度は330km/秒と低速で安定していますが、
磁場強度が5nTから10nTに強まっています。
27日周期の図を見ると、セクターの切り替わりが発生していて、
弱い太陽風の乱れをもたらしている様です。

磁場の南北成分は南寄りに変わっていて、
AE指数では、グラフの後半から
300〜500nTの小規模の活動が発生しています。
この後、速度の高まりが見られるでしょうか。
引き続き、太陽風の変化に注目してください。


太陽の2727黒点群は、西の端に近付くとともに、
大きさは小さくなっていて、
掲載の写真ではほとんど分からなくなっています。

太陽は、このまま無黒点になりそうです。




9月9日に、ロシア・ムルマンスク州で撮影されたオーロラ。
(c) 福島留美氏、L・トリフォノワ氏


9月14日に、ロシア・ムルマンスク州キーロフスク市で撮影されたオーロラ。
(c) 福島留美氏、V・ジガーノフ氏


10月1日に、ロシア・ムルマンスク州で撮影されたオーロラ。
(c) 福島留美氏、A・ステパーネンコ氏


10月7日に、ロシア・ムルマンスク州で撮影されたオーロラ。
(c) 福島留美氏、A・シェミャキン氏


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。