宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2018/11/24 13:41 更新 黒点が発生しています。太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。 担当 篠原 太陽の中央部の赤道付近に黒点が発生しています。 発生緯度は低く、磁場の並びも現在の第24期の特徴になっています。 規模は小さいですが、少し活動的で、 X線グラフには小さい変化が発生しています。 黒点は更に大きくなるでしょうか。 太陽風は、350km/秒の低速風が続いています。 磁場強度は、4nTから2nTに下がっています。 磁場の南北成分は比較的北寄りです。 速度が下がっていることもあり、磁気圏はとても穏やかで、 AE指数はほとんど変化がありません。 SDO衛星AIA193では、 小さいコロナホールは太陽の中央部に達しています。 3〜4日後くらいに、この領域の弱い影響が見られるかもしれません。 また、太陽の東側(左側)にもコロナホールが見え始めています。 この領域は、27日周期の図の前周期の11月4日に始まった 高速太陽風の発生源です。 今回も、一週間後くらいから太陽風の乱れが起こりそうです。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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