宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:46)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
11/18 --- ---
11/17 --- ---
11/16 --- ---

黒点 11/18 (NOAA)
磁場 フレア
2727 3 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:34 298 +0.8
-2 h 303 -1.1
-4 h 297 -1.2
-6 h 300 +0.9
-8 h 307 +1.2
-10 h 314 -0.4
-12 h 322 +0.1

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
13:30 -9 -/ -
-2 h -7 -/ -
-4 h -7 -/ -
-6 h -3 -/ -
-8 h -3 -/ -
-10 h -2 -/ -
-12 h -2 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 4x10^2
11/18 0.4 8x10^2
11/17 0.4 1x10^3
11/16 0.6 1x10^3
11/15 0.4 2x10^3
11/14 0.4 2x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
地上磁場 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2018/11/13 12:23 高速太陽風は続いています。磁気圏は小規模の活動程度です。
2018/11/14 12:24 太陽風の速度は下がり、平均的な速さに戻っています。磁気圏は穏やかです。
2018/11/15 12:40 太陽の中央に新しい黒点が現れました。太陽風は平均的な状態です。
2018/11/16 13:44 太陽風は低速の状態に変わっています。磁気圏は穏やかです。
2018/11/17 13:19 低速の太陽風が続いています。磁気圏も穏やかです。
最新のニュース

2018/11/18 13:46 更新
太陽風は低速です。太陽に第25期の磁場の並びが現れています。

担当 篠原

太陽風の速度は300km/秒へ下がり、
更に低速の風になっています。
磁場強度も3nTに下がり、やや弱い状態です。

27日周期の図では、
前周期の10月21日に太陽風の弱い変化が到来していましたが、
今回は変化が見られないまま推移しています。

磁気圏も静穏です。
AE指数はほとんど変化のない状態です。

SDO衛星AIA193では、
太陽の南半球の中緯度から南極にかけて
縦にコロナホールが伸びています。
緯度は高いですが、前周期には見られなかった領域です。
3〜4日後の太陽風に弱い変化が起きるかもしれません。

それがなければ、低速の穏やかな太陽風が続きそうです。


太陽は、2727黒点群が少し大きくなっています。

一方、北半球の中央部に磁場の強まりが出現しています。
1枚目にSDO衛星による磁場分布の写真を掲載します。
左側にS極(黒)、右側にN極(白)が見えていて、
新しい第25活動周期の磁場の順番です。

西端に近付いている2727黒点群は、
現在の第24期の性質を持っていて、
左にN極(白)、右にS極(黒)となっています。

現在は黒点は現れていませんが、
次第に第25期の特徴が顔を出し始めているようです。



太陽の北半球の中央部に、新しい第25期の特徴をもつ磁場の強まりが現れている。
(c) SDO (NASA)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。