宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2018/11/16 13:44 更新 太陽風は低速の状態に変わっています。磁気圏は穏やかです。 担当 篠原 太陽風の速度は、 今朝早くまでは400km/秒付近を保っていましたが、 その後低下して、現在は320km/秒と低速の風になっています。 磁場強度は、4nT付近で安定しています。 太陽風磁場の南北成分は、 振れ幅は小さく、北寄りの傾向が続いています。 磁気圏は穏やかで、AE指数はほとんど変化が起きていません。 27日周期の図を見ると、 前周期も10月19日に300km/秒へ下がっています。 1日の差はありますが、今回も同様の推移をしている様です。 前周期は、10月21日に太陽風磁場の強まりと 速度の小さい高まりが到来しています。 小〜中規模の変化ですが、オーロラの活動も少し高まりました。 今回も回帰する場合は、11月17〜19日頃でしょうか。 大きな変化ではありませんが、注目してください。 太陽は、中央の黒点に2727群と番号が付きました。 太陽に特に活動はなく、穏やかです。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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