宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2018/11/15 12:40 更新 太陽の中央に新しい黒点が現れました。太陽風は平均的な状態です。 担当 篠原 今日の未明に、太陽の中心部に新しい黒点が発生しています。 赤道に近く、磁場の並びは、となりの2726黒点群と同様、 現在の第24活動周期の順番です。 まだ番号は付いていませんが、 いつもの可視光写真でもはっきりと見えています。 新しい活動周期の黒点は、 緯度は30度程度と赤道から少し離れた場所に現れます。 次はいつ出現するでしょうか。 2726黒点群は、かなり見にくくなっています。 太陽風は、400km/秒と平均的な速さです。 磁場強度も、4nTと平均的です。 磁場の南北成分は、北寄りの傾向が続いていて、 時々小さく南に振れる程度です。 磁気圏は穏やかで、AE指数はほとんど変化が見られません。 SDO衛星AIA193では、 極域や高緯度域にコロナホールは見えていますが、 赤道、低緯度域に濃い広がりはありません。 太陽風は穏やかな状態が続きそうです。 太陽の中心部に現れた黒点は、第24活動周期の磁場の並びになっています。SDO衛星。 (c) SDO (NASA)、作図:宇宙天気ニュース SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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