宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2018/11/13 12:23 更新 高速太陽風は続いています。磁気圏は小規模の活動程度です。 担当 篠原 太陽風の速度は、 600km/秒と550km/秒の間をゆっくりと上下しています。 現在は、550km/秒に下がったところです。 一方、磁場強度は5nTから3nTに下がっています。 高速太陽風の領域は後半に入っていて、 速度は次第に低下に向かいそうです。 太陽風磁場の南北成分は、 0nT付近で小さく変化するか、北寄りで推移しています。 速度は高まっていますが、磁気圏の活動は小規模の変化に留まっていて、 AE指数は、変化は頻繁に起きていますが、300〜500nT程度です。 SDO衛星AIA193では、 コロナホールは西の端に近付いて、見つけにくくなってきました。 27日周期の図では、前周期は10月16日以降、速度が下がっています。 今回もこれから同様の変化をするのではないでしょうか。 太陽は、昨日現れた中央部の黒点に、 2726群と番号が付けられています。 規模は小さくなっていて、掲載の写真では、微かに見える程度です。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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