宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (08:58)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度が高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
11/11 --- ---
11/10 --- ---
11/ 9 --- ---

黒点 11/10 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
08:44 606 -1.8
-2 h 600 -1.4
-4 h 555 +0.2
-6 h 561 -1.2
-8 h 559 +1.5
-10 h 584 +2.5
-12 h 561 +1.5

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
08:30 -11 -/ -
-2 h -17 -/ -
-4 h -22 -/ -
-6 h -16 -/ -
-8 h -18 -/ -
-10 h -20 -/ -
-12 h -18 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 1x10^2
11/11 0.4 2x10^2
11/10 0.5 5x10^3
11/ 9 0.4 3x10^3
11/ 8 0.5 1x10^4
11/ 7 0.5 8x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2018/11/ 6 12:48 520km/秒の高速太陽風が続いています。
2018/11/ 7 12:57 高速太陽風は終わり、平均的な状態に戻っています。ニュージーランドのオーロラをどうぞ。
2018/11/ 8 14:28 太陽風は平均的な状態です。太陽は無黒点です。
2018/11/ 9 13:56 太陽の北半球に新しい活動周期の特徴を持つ黒点が出現しています。
2018/11/10 11:27 第25期の性質を持つ黒点は今日も見えています。コロナホールの影響が始まりました。
最新のニュース

2018/11/11 08:58 更新
太陽風の速度は600km/秒に達し、磁気圏の活動も高まっています。

担当 篠原

昨日、500km/秒に高まっていた太陽風の速度は、
その後もゆっくりと上昇を続け、現在、600km/秒に達しています。
反対に、磁場強度は10nTから5nTヘゆっくり下がり、
平均的な値に戻っています。

磁場強度が下がってきたので、
太陽風の速度の上昇はこの辺りで落ち着きそうです。
27日周期の図を見ると、
前周期の太陽風と同じくらいの速度の高まりになっています。

太陽風磁場の南北成分は、
北向きになっている時間帯が多くなっていますが、
時々、南向きに強まって、-5nTや-10nTの変化をもたらしています。
速度の高まりと重なって、
これらの時間帯に磁気圏活動の高まりを作っています。

AE指数では、1000nTや500nTの変化が、
少し時間をおいて、何度も発生しています。

グラフの後半にあたる、世界時10日19〜20時頃の
ノルウェー・トロムソのオーロラを、全天カメラの動画で紹介します。
天気が良くなって、夜空全体のオーロラを見ることができます。
AE指数では、500〜700nTの中規模の変化が起きている頃です。

SDO衛星AIA193では、コロナホールは太陽の西半球に入っています。
前周期の高速風は、4日ほど続きました。
今回もあと3〜4日程度かもしれません。


太陽の北西(右上)に見えていた黒点は消えてしまい、
太陽は無黒点になっています。




ノルウェーのトロムソで全天カメラにより撮影された、世界時11日19〜20時頃のオーロラ。
(c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。