宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (14:04)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度が高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
11/12 --- ---
11/11 --- ---
11/10 --- ---

黒点 11/12 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:55 614 -2.5
-2 h 606 -1.2
-4 h 597 +1.2
-6 h 593 +4.0
-8 h 565 +3.0
-10 h 584 -1.0
-12 h 557 +1.4

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
13:30 -11 -/ -
-2 h -9 -/ -
-4 h -5 -/ -
-6 h -7 -/ -
-8 h -10 -/ -
-10 h -5 -/ -
-12 h -5 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 3x10^2
11/12 0.4 1x10^3
11/11 0.4 7x10^2
11/10 0.5 5x10^3
11/ 9 0.4 3x10^3
11/ 8 0.5 1x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2018/11/ 7 12:57 高速太陽風は終わり、平均的な状態に戻っています。ニュージーランドのオーロラをどうぞ。
2018/11/ 8 14:28 太陽風は平均的な状態です。太陽は無黒点です。
2018/11/ 9 13:56 太陽の北半球に新しい活動周期の特徴を持つ黒点が出現しています。
2018/11/10 11:27 第25期の性質を持つ黒点は今日も見えています。コロナホールの影響が始まりました。
2018/11/11 08:58 太陽風の速度は600km/秒に達し、磁気圏の活動も高まっています。
最新のニュース

2018/11/12 14:04 更新
太陽風は高速の状態が続いています。太陽の中央部に黒点が現れました。

担当 篠原

昨夜遅く、太陽の中央部に黒点が現れ、
現在の可視光写真でも見えています。
今朝のNOAAの報告書では、まだ番号は付けられていませんでした。

この黒点は、北緯5度程度と北半球の低い緯度に発生しています。
磁場の並びは、左にN極(白)、右にS極(黒)となっていて、
現在の第24活動周期の北半球の黒点の並び方です。

9日に現れた黒点は、次の第25期の特徴を持っていましたが、
活動周期が切り替わっていくこれからの期間は、
両方の活動周期の特徴を持った黒点が見られるでしょう。

太陽に特に活動はなく、穏やかです。


太陽風は、昨夜にかけて550km/秒へ速度を下げましたが、
今日に入るとまた高まり、600km/秒に戻っています。
磁場強度は、4〜6nTをゆっくりと変化していますが、
平均的な状態です。

磁場の南北成分は、北寄りになっている時間が多く、
時々、南向きに振れています。
この様な時間帯に、AE指数で300〜500nTの
小規模の活動が発生しています。
高速太陽風は続いていますが、磁場の振れ方の影響で、
磁気圏の活動はそれほど強まっていません。

SDO衛星AIA193では、
コロナホールは太陽の西の端へ進んでいます。
太陽風の高まりは、後半へ入っていきそうです。



太陽の中心部に現れた黒点。磁場の並びは第24活動周期の順番になっている。SDO衛星。
(c) SDO (NASA)、作図:宇宙天気ニュース


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。