宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by KNCT  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (14:28)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏の最新データがありません。
放射線帯電子が強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
11/ 8 --- ---
11/ 7 --- ---
11/ 6 --- ---

黒点 11/ 8 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
14:12 431 +2.7
-2 h 424 +0.4
-4 h 434 -1.7
-6 h 421 +1.8
-8 h 411 +2.1
-10 h 434 -3.8
-12 h 421 +3.1

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
-:- - -/ -
-2 h - -/ -
-4 h - -/ -
-6 h - -/ -
-8 h - -/ -
-10 h - -/ -
-12 h - -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 1x10^3
11/ 8 0.4 1x10^4
11/ 7 0.5 8x10^3
11/ 6 0.4 3x10^3
11/ 5 0.4 3x10^2
11/ 4 0.5 2x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
地上磁場 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Canada (CSA)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2018/11/ 3 12:31 低速の太陽風が続いています。この後、コロナホールの影響が始まりそうです。
2018/11/ 4 12:11 太陽風は低速の状態で、コロナホールの影響はまだ始まっていません。
2018/11/ 5 13:52 コロナホールによる高速太陽風が始まりました。磁気圏の活動も高まっています。
2018/11/ 6 12:48 520km/秒の高速太陽風が続いています。
2018/11/ 7 12:57 高速太陽風は終わり、平均的な状態に戻っています。ニュージーランドのオーロラをどうぞ。
最新のニュース

2018/11/ 8 14:28 更新
太陽風は平均的な状態です。太陽は無黒点です。

担当 篠原

太陽風は、速度は400〜420km/秒、磁場強度は5〜6nTと、
どちらも平均的な状態です。

磁場の南北成分は、北に向いたり、南に向いたり変化しています。
このため、磁気圏では小中規模の活動が起きている様で、
ノルウェー・トロムソの全天カメラでは、
掲載の様なオーロラの活動が捉えられていました。
世界時7日21時前後の変化で、
DSCOVR衛星の太陽風データを見ると、
少し前の時間帯に、-5nTの南向き磁場が観測されています。
この変化と関係するオーロラ活動の高まりでしょう。

SDO衛星AIA193では、
太陽中央部の南側にコロナホールが大きく広がっています。
2日後くらいからこの領域による高速太陽風が始まりそうです。


太陽は、SDO衛星AIA193の東端(左端)に、
明るい領域が見えて来ましたが、黒点はありませんでした。


放射線帯の高エネルギー電子は、
GOES15の赤線が、ちょうど1万に達しています。
太陽風は落ち着いた状態に戻っているので、
さらに大きく変化することはないでしょう。



ノルウェーのトロムソで全天カメラにより撮影された、世界時7日21時頃のオーロラ。
(c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。