宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:26)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
11/ 2 --- ---
11/ 1 --- ---
10/31 --- ---

黒点 11/ 2 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:15 336 -0.0
-2 h 337 +0.6
-4 h 338 -0.4
-6 h 344 +0.7
-8 h 350 +0.8
-10 h 353 +1.6
-12 h 357 +3.0

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
09:30 7 -/ -
-2 h 20 -/ -
-4 h 13 -/ -
-6 h 14 -/ -
-8 h 9 -/ -
-10 h 8 -/ -
-12 h - -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 4x10^0
11/ 2 0.5 1x10^1
11/ 1 0.5 3x10^1
10/31 0.4 3x10^1
10/30 0.4 3x10^1
10/29 0.5 2x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
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衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
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Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2018/10/28 12:40 太陽風の速度は下がり、低速になっています。磁気圏は穏やかです。
2018/10/29 13:23 太陽風は更に低速になっています。磁気圏も静穏です。
2018/10/30 11:59 太陽風は320km/秒と低速の風が続いています。磁気圏も静穏です。
2018/10/31 12:26 太陽風の速度は300km/秒に下がっています。
2018/11/ 1 14:31 低速の太陽風が続いていますが、速度は350km/秒に少し上がっています。
最新のニュース

2018/11/ 2 13:26 更新
低速の太陽風が続いています。10月の黒点数は 4.9 でした。

担当 篠原

WDC-SILSOより、
10月の黒点相対数の月平均値は、 4.9 と発表されました。
9月の 3.3 とほぼ同じ値です。
また、無黒点の日数は20日に達していて、
こちらも、9月の23日とほぼ同じです。

1枚目の図では、黒点数を示す点は0の近くに留まり、
3枚目の図では、無黒点の日数は
月の半分を超えるのが当たり前になっています。

前の極小期の2008〜2009年頃は、
この傾向がさらに強まっていて、黒点数は1前後、
無黒点の日は25日を超えるくらいに達していました。
今期もここまで極端に下がるのでしょうか。



太陽風は、340km/秒と低速の風が続いています。
磁場強度は、3〜4nTとやや弱くなっています。

太陽風磁場の南北成分は、
0nT付近か、やや北寄りになっています。
現在、AE指数のデータを見ることができないのですが、
磁気圏も穏やかな状態が続いていると思われます。

SDO衛星AIA193では、
大きく広がるコロナホールは少し西に進み、
地球への影響の始まりが近付いています。
明日以降、変化の始まりに注目してください。


太陽は無黒点で穏やかです。



太陽黒点相対数の長期変化。10月の黒点相対数は 4.9 でした。
(c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース


1970年以降の太陽黒点相対数の長期変化。
(c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース


1970年以降の月毎の無黒点日の日数。
(c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。