宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by KNCT |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2018/10/30 11:59 更新 太陽風は320km/秒と低速の風が続いています。磁気圏も静穏です。 担当 篠原 太陽風の速度は、320km/秒に下がった状態で推移しています。 磁場強度も3nTとやや弱くなっています。 太陽風はとても穏やかです。 太陽風磁場の南北成分は、 0nT付近で小さく南北に変化しています。 速度が遅くなっていることもあり、磁気圏は穏やかで、 AE指数はほとんど変化していません。 SDO衛星AIA193では、 太陽の東側(左側)にコロナホールが三角形に広がっています。 この様子を、1周期前(27日前)、2周期前(54日前)と 比べてみます(1枚目の図)。 すると、広がりが北半球に偏るようになっていますが、 全体としては同じ様な見え方になっています。 このため、今後やって来る太陽風の高まりも、 前周期と同様の変化になりそうです。 27日周期の図では、 前周期は10月7日(世界時)に速度の高まりが始まっています。 このまま今回にあてはめると、 11月3日頃の到来になりそうです。 オーロラの活動も強まるでしょうか。 太陽は無黒点です。 穏やかな状態が続いています。 (c) SDO (NASA)、作図:宇宙天気ニュース SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |