宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2018/10/28 12:40 更新 太陽風の速度は下がり、低速になっています。磁気圏は穏やかです。 担当 篠原 太陽風の速度は、340km/秒に下がり、 低速の状態に戻っています。 昨日の400km/秒への高まりは、 前周期と同様に一時的な変化だった様です。 太陽風の磁場強度は、 3nTとやや弱い状態で推移しています。 南北成分は、小さく南北に振れる程度です。 磁気圏は穏やかで、 AE指数は、300nTの小規模の変化が一時的に起きた程度です。 SDO衛星AIA193では、 太陽の中心部に細いコロナホールが見えています。 3日後の31日頃の太陽風に弱い変化が発生する可能性があります。 また、東端(左端)から新しいコロナホールが見え始めています。 これは、27日周期の図の前周期の10月7日(世界時)に始まる 太陽風の高まりをもたらした領域です。 次の到来は、一週間後の11月3〜4日頃になりそうです。 太陽は、無黒点が続いています。 今日は体育祭です。 午前中は曇っていて、寒いくらいでしたが、 順調に進行しています。 高専祭が終わると、秋の終わりを感じます。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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