宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2018/10/17 12:41 更新 高速太陽風は終わりかけています。太陽に小さい黒点が見えています。 担当 篠原 太陽風の速度は、ゆっくりと下がって、 昨夜遅くに500km/秒を割り、 現在は470km/秒とやや高速になっています。 磁場強度も、3〜4nTとやや弱くなっています。 太陽風速度の高まりは、終わりに近付いています。 27日周期の図を見ると、 前周期よりも1日くらい長く続いた様です。 太陽風磁場の南北成分は、 0nT付近か、弱い北寄りの傾向です。 磁気圏はだいぶ静かになっていて、 AE指数は、小さい変化が数回起きている程度です。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、 コロナホールが、北極から中緯度にかけて細く伸びています。 前周期は、9月22日から2日程度、 太陽風に影響が見られました。 今回はどうなるでしょうか。 始まりは、10月19日か、20日くらいになりそうです。 太陽は、南半球の2725黒点群に、 小さい黒点が見えている様です。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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