宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2018/10/16 12:15 更新 高速の太陽風は続いていますが、これから下がりそうです。 担当 篠原 太陽風の速度は、550〜580km/秒と高速の状態が続いています。 磁場強度も、4nTと平均的な値で安定しています。 SDO衛星AIA193では、 南西(右下)のコロナホールは端に近付いていますが、 高速の風は続いています。 太陽風磁場の南北成分は、 振れ幅は小さいですが南北に変化しています。 磁気圏では、小規模の活動が続いていて、 AE指数は300〜500nTの変化が連続的に起きています。 27日周期の図を見ると、 前周期の太陽風は、9月19日以降次第に速度を下げています。 今回も、そろそろ下がり始めそうです。 太陽では、昨日の黒点はほとんど見えなくなり、 無黒点となっています。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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