宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:03)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子が非常に強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
10/14 --- ---
10/13 --- ---
10/12 --- ---

黒点 10/14 (NOAA)
磁場 フレア
2724 1 α ---
2725 1 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:53 495 +2.6
-2 h 483 +1.1
-4 h 483 +0.0
-6 h 455 -1.7
-8 h 449 +3.2
-10 h 413 +0.7
-12 h 393 -8.4

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -16 -/ -
-2 h -16 -/ -
-4 h -19 -/ -
-6 h -15 -/ -
-8 h -26 -/ -
-10 h -15 -/ -
-12 h 9 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 7x10^1
10/14 0.5 4x10^4
10/13 0.5 4x10^4
10/12 0.5 4x10^4
10/11 0.4 2x10^4
10/10 0.5 4x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
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EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
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太陽風 7日 (ACE)
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太陽放射線 (GOES)
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衛星電子 (GOES)
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Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2018/10/ 9 12:15 550km/秒の高速太陽風が続き、磁気圏も活動的です。
2018/10/10 12:37 高速の太陽風は続いていますが、速度は少し下がっています。
2018/10/11 14:49 太陽風磁場が南向きに強まり、磁気圏の活動が高まりました。
2018/10/12 13:08 太陽風の速度は下がり始めています。太陽に黒点が現れました。
2018/10/13 13:18 太陽の東端に黒点が並んでいます。太陽風は低速になっています。
最新のニュース

2018/10/14 13:03 更新
太陽風の速度が高まり、磁気圏活動の高まりも発生しています。

担当 篠原

太陽風の速度は、昨夜遅くから高まり始め、
ちょうど500km/秒に達したところです。
SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真の
南西(右下)に見えるコロナホールの影響が始まりました。

太陽風の磁場強度は、
昨夜から今日未明にかけて、10nT程度に高まりましたが、
速度の上昇と反対に下がり始め、
現在は6nTと平均的な状態に戻っています。

磁場強度が高まった頃、南北成分は大きく南に振れ、
-10nTに達する変化が到来しました。
このため、AE指数では1200nTに達する
大きな変化が発生しています。

これに続いてAE指数が700nTに高まった、
世界時13日22時頃のオーロラの様子を、
ノルウェー・トロムソの全天カメラの動画で紹介します。
見事なオーロラが全天を飾っています。

太陽風磁場の南北成分は、
現在は0nT付近か北寄りで、磁気圏の活動も落ち着いています。
27日周期の図を見ると、
前周期の高速太陽風は2日半ほど続きました。
今回はどこまで続くでしょうか。


太陽では、昨日見えた黒点の1つが見えなくなり、
右の2724黒点群と、左の2725群の2つになっています。
Bクラスの小さい変化は起きていますが、
活動の高まりは特に見られません。


放射線帯の高エネルギー電子は、
磁気圏活動の高まりの影響で、大きく減少しています。
太陽風は高速になっているので、引き続き注目してください。



ノルウェーのトロムソで全天カメラにより撮影された、世界時13日22時頃のオーロラ。
(c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。