宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:15)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子が強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
10/ 9 --- ---
10/ 8 --- ---
10/ 7 --- ---

黒点 10/ 8 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:04 562 +1.3
-2 h 542 +1.7
-4 h 541 -2.7
-6 h 544 -0.3
-8 h 557 +2.5
-10 h 554 -0.6
-12 h 559 -1.0

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
11:30 -13 -/ -
-2 h -6 -/ -
-4 h -8 -/ -
-6 h -15 -/ -
-8 h -21 -/ -
-10 h -20 -/ -
-12 h -26 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 5x10^3
10/ 9 0.4 1x10^4
10/ 8 0.4 3x10^3
10/ 7 0.4 4x10^2
10/ 6 0.7 4x10^2
10/ 5 0.4 5x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
地上磁場 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2018/10/ 4 13:59 太陽風の速度が一時的に500km/秒に上がりました。
2018/10/ 5 12:55 太陽風はやや低速になっています。9月の黒点数は 3.3 でした。
2018/10/ 6 08:46 太陽風はやや低速です。太陽は無黒点です。
2018/10/ 7 07:57 太陽風は低速で磁気圏も穏やかです。
2018/10/ 8 14:10 高速の太陽風が到来し、磁気圏の活動も高まっています。
最新のニュース

2018/10/ 9 12:15 更新
550km/秒の高速太陽風が続き、磁気圏も活動的です。

担当 篠原

太陽風は、550km/秒と高速の風が続いています。
磁場強度は、7nTから5nTに少し下がっていますが、
平均的な値を保っています。

磁場の南北成分は、
太陽風のグラフの前半では、
-3nT程度の南向きが連続的に発生しています。
速度が高まっているため、磁気圏は活発な状態になり、
AE指数では、500nTを超える中規模の変化が続き、
時々、1000nTを超える大きな変化も発生しています。

グラフの後半からは、磁場が北向きに変化するようになり、
AE指数の変化も小さくなっています。

世界時8日22時の昭和基地のオーロラの動画を掲載します。
AE指数の変化が小さくなってきた頃の様子です。
昨日の動画ほどの迫力はありませんが、
オーロラの光が頭上を美しく飾っています。

27日周期の図を見ると、
前周期の太陽風は、9月15日にかけて高速の状態が続きました。
今回はどこまで続くでしょうか。


太陽は、無黒点で穏やかな状態が続いています。


放射線帯の高エネルギー電子は、
GOES15の赤線が1万の線に達しています。
明日は、GOES14の青線もこの線を越えそうです。



南極・昭和基地の全天カメラで、世界時8日22時に撮影されたオーロラ。
(c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。