宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2018/10/ 8 14:10 更新 高速の太陽風が到来し、磁気圏の活動も高まっています。 担当 篠原 コロナホールの影響が始まり、高速太陽風が到来しています。 DSCOVR衛星の観測によると、 昨夜、7日19時(世界時7日10時)に、 太陽風の磁場強度が10nTを超えて強まり、 やがて18nTまで高まりました。 続いて、速度も上昇を始め、 350km/秒と低速だった太陽風は、 7日23時(世界時7日14時)には500km/秒に達し、 現在は550km/秒に高まっています。 一方、磁場強度は7nTに下がっています。 太陽風磁場の南北成分は、磁場が強まった頃から南寄りに強まり、 -5〜-10nTの南向きの変化が続きました。 このため、磁気圏の活動は高まって、 AE指数は1000nTに達する大きな変化が半日近く発生しています。 世界時7日20時半頃のオーロラの活動を、 昭和基地の全天カメラの動画で紹介します。 昭和基地では、この前後の時間帯も活発なオーロラが発生しています。 太陽風磁場の南北成分は、 現在は0nTを挟んで南北に変化しています。 磁気圏の活動も規模が少し小さくなっている様です。 27日周期の図を見えると、 太陽風速度の高まりは、 前周期よりも半日ほど早く始まっています。 今後の推移に注目してください。 太陽は無黒点が続いています。 缶サット甲子園全国大会を終えて、鹿児島に向かっているところです。 今日は、来る時と違って快晴のとても良い天気です。 (c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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