宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (14:10)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
10/ 8 --- ---
10/ 7 --- ---
10/ 6 --- ---

黒点 10/ 8 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
14:00 536 -2.3
-2 h 544 -3.4
-4 h 540 +0.7
-6 h 551 +1.1
-8 h 574 -2.8
-10 h 545 -4.5
-12 h 505 -6.7

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
13:30 -36 -/ -
-2 h -17 -/ -
-4 h -18 -/ -
-6 h -31 -/ -
-8 h -39 -/ -
-10 h -31 -/ -
-12 h -22 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 1x10^2
10/ 8 0.4 4x10^2
10/ 7 0.4 4x10^2
10/ 6 0.7 4x10^2
10/ 5 0.4 5x10^2
10/ 4 0.4 1x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
地上磁場 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2018/10/ 3 12:25 太陽風は平均的な速さに戻っています。磁気圏も穏やかです。
2018/10/ 4 13:59 太陽風の速度が一時的に500km/秒に上がりました。
2018/10/ 5 12:55 太陽風はやや低速になっています。9月の黒点数は 3.3 でした。
2018/10/ 6 08:46 太陽風はやや低速です。太陽は無黒点です。
2018/10/ 7 07:57 太陽風は低速で磁気圏も穏やかです。
最新のニュース

2018/10/ 8 14:10 更新
高速の太陽風が到来し、磁気圏の活動も高まっています。

担当 篠原

コロナホールの影響が始まり、高速太陽風が到来しています。
DSCOVR衛星の観測によると、
昨夜、7日19時(世界時7日10時)に、
太陽風の磁場強度が10nTを超えて強まり、
やがて18nTまで高まりました。
続いて、速度も上昇を始め、
350km/秒と低速だった太陽風は、
7日23時(世界時7日14時)には500km/秒に達し、
現在は550km/秒に高まっています。
一方、磁場強度は7nTに下がっています。

太陽風磁場の南北成分は、磁場が強まった頃から南寄りに強まり、
-5〜-10nTの南向きの変化が続きました。
このため、磁気圏の活動は高まって、
AE指数は1000nTに達する大きな変化が半日近く発生しています。

世界時7日20時半頃のオーロラの活動を、
昭和基地の全天カメラの動画で紹介します。
昭和基地では、この前後の時間帯も活発なオーロラが発生しています。

太陽風磁場の南北成分は、
現在は0nTを挟んで南北に変化しています。
磁気圏の活動も規模が少し小さくなっている様です。

27日周期の図を見えると、
太陽風速度の高まりは、
前周期よりも半日ほど早く始まっています。
今後の推移に注目してください。


太陽は無黒点が続いています。




缶サット甲子園全国大会を終えて、鹿児島に向かっているところです。
今日は、来る時と違って快晴のとても良い天気です。



南極・昭和基地の全天カメラで、世界時7日20時半に撮影されたオーロラ。
(c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。