宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2018/10/ 7 07:57 更新 太陽風は低速で磁気圏も穏やかです。 担当 篠原 太陽風の速度は、370km/秒から350km/秒へ下がり、 低速の状態です。 磁場強度も、2〜3nTと弱まった状態です。 とても穏やかな太陽風が続いています。 太陽風磁場の南北成分は、 グラフの前半は弱い南寄りでしたが、 後半は弱い北寄りに変わっています。 27日周期の図を見ると、太陽風磁場の大まかな方向が 「A」から「T」に切り替わっています(セクターのグラフ)。 前周期の9月8〜9日も短期的な切り替わりが発生しているので、 同様の変化が回帰しているのかもしれません。 前周期は9月10日の中程から、 太陽風の磁場、速度の高まりが始まっています。 今回も同様であれば、 今夜か明日の午前中には変化が始まりそうです。 現在の磁気圏は穏やかで、 AE指数は小さい変化が見られる程度です。 太陽は無黒点です。 穏やかに推移しています。 缶サット甲子園全国大会2日めは、 ロケットで缶サットの打ち上げ、投下を行います。 台風は通りすぎて晴天になっています。 風が弱ければ実施できそうです。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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