宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2018/10/ 3 12:25 更新 太陽風は平均的な速さに戻っています。磁気圏も穏やかです。 担当 篠原 500km/秒に高まっていた太陽風の速度は、 昨夜のうちに440km/秒へ下がり、 現在は400km/秒近く、平均的な速さに戻っています。 27日周期の図を見ると、 1日程度の小さい高まりで終わりました。 太陽風の磁場強度は、2nTと弱くなっています。 南北成分は、0nT付近か弱い北寄りです。 磁気圏は穏やかになっていて、 AE指数は小さい変化が見られる程度です。 SDO衛星AIA193では、 太陽の左右にコロナホールが見えています。 右の小さいコロナホールの影響は、 この後やって来る可能性があります。 27日周期の図の前周期を見ると、 明日の朝くらいかもしれません。 また、左の広いコロナホールは、 これから太陽の中央線に達して、その3日後くらいが目安です。 前周期を参考にすると、8日頃でしょうか。 太陽の2723黒点群は、さらに小さくなって、 掲載の写真では見づらくなっています。 X線グラフにも変化はなく、太陽は穏やかです。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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