宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by KNCT |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2018/ 9/10 11:16 更新 太陽風は平均的な速度です。2721黒点群は小さくなっています。 担当 篠原 太陽風は、磁場強度が2nTから7nTに上がって、3nTに下がり、 速度は、400km/秒から370km/秒に少し下がって、 400km/秒に戻る小幅の変化をしています。 全体としては、穏やかな太陽風が続いています。 太陽風磁場の南北成分は、磁場がやや強まった頃に、 北に向いたり、南に向いたり、+5〜 -5nT程度の変化をしています。 北向きに振れる時間の方が長かったため、 磁気圏の活動は特に高まってはおらず、 AE指数は400nTの小規模の変化が2回発生している程度です。 SDO衛星AIA193の太陽の西側(右側)に見える コロナホールの影響が近付いていると思われます。 27日周期の図を参考にすると、 太陽風の高まりが3日程度続く可能性があります。 太陽の2721黒点群は、今日は微かになっていて、 この後消えてしまいそうです。 X線グラフも変化はなく、太陽は穏やかです。 今日と明日、研究会に参加するため東京に来ています。 JRの車内で更新しています。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |