宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:18)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
放射線の最新データがありません。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
9/ 7 --- ---
9/ 6 --- ---
9/ 5 --- ---

黒点  9/ 5 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:03 415 +3.9
-2 h 377 +0.5
-4 h 397 +0.2
-6 h 391 +1.0
-8 h 382 +0.5
-10 h 396 +0.2
-12 h 403 -0.7

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 6 -/ -
-2 h 10 -/ -
-4 h 4 -/ -
-6 h -9 -/ -
-8 h -13 -/ -
-10 h -13 -/ -
-12 h -14 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 - -x10^-
9/ 7 - -x10^-
9/ 6 - -x10^-
9/ 5 0.5 3x10^3
9/ 4 0.5 1x10^4
9/ 3 0.7 2x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
地上磁場 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2018/ 9/ 2 08:56 太陽風は低速になっています。磁気圏は穏やかです。
2018/ 9/ 3 14:02 太陽風は低速です。イエローナイフのオーロラをどうぞ。
2018/ 9/ 4 13:11 低速の太陽風が続いています。イエローナイフのオーロラをどうぞ。
2018/ 9/ 5 12:37 太陽風の速度がやや高まっています。8月の黒点数は 8.8 でした。
2018/ 9/ 6 13:11 太陽風はやや高速です。この後、コロナホールの影響が始まるかもしれません。
最新のニュース

2018/ 9/ 7 13:18 更新
コロナホールの影響が始まり、太陽風が強まり始めています。イエローナイフのオーロラをどうぞ。

担当 篠原

高坂雄一さんより、カナダ・イエローナイフで
現地5日の夜に撮影されたオーロラの写真をいただきました。

世界時で考えると、6日の前半くらいにあたるので、
掲載しているAE指数の1枚目の左半分の頃です。
太陽風の速度は、
500km/秒から400km/秒に下がっていく頃で、やや高速の状態。
磁場強度は3nT程度とやや弱くなっていますが、
南北成分は南向きの -2 〜-3nT程度になっていて、
AE指数は、200nTの小規模の変化が時々発生しています。

高坂さんによると、
この夜のオーロラの光は暗かったものの動きは結構あったそうです。
その中で、現地6日0時45分(世界時6日6時45分)から
下部がピンク色のとても速い動きが始まり、
何度か激しい点滅を繰り返したそうです。

掲載の2枚目の写真がこの頃撮られたそうです。
AE指数も、この頃に小さい急な高まりが発生しています。
広域観測のAE指数では小さい変化でも、
現地では素晴らしい光景を見ることができた様です。

イエローナイフは、零下4度と例年よりも寒くなっているそうです。
速報写真をありがとうございます。



現在の太陽風は、昨日から今朝にかけて、
速度が450km/秒から380km/秒へゆっくりと下がり、
磁場強度も3nTとやや弱い状態が続いていましたが、
7日11時(世界時7日2時)くらいから変化が見え始め、
磁場強度は10nTへ強まり、速度は430km/秒へ高まっています。

SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真の西側(左側)に見えている
コロナホールの影響が始まった様です。
この後も、磁場強度の高まりが続き、
速度も更に上昇する可能性があります。

今のところ、磁場の南北成分は北寄りに変化しているので、
磁気圏への影響は小さくなりそうですが、
今後、南向きに傾向が変わると、
オーロラの活動も高まって行くでしょう。

現在までのAE指数のグラフは、小さい変化に留まっていて、
磁気圏は概ね静穏です。


太陽は無黒点が続いています。




イエローナイフで、現地5日夜(世界時6日前半)頃に撮影されたオーロラ。
(c) 高坂雄一氏


イエローナイフで、現地6日1時(世界時6日7時)頃に撮影されたオーロラ。
(c) 高坂雄一氏


イエローナイフで、現地5日夜(世界時6日前半)頃に撮影されたオーロラ。
(c) 高坂雄一氏


イエローナイフで、現地5日夜(世界時6日前半)頃に撮影されたオーロラ。
(c) 高坂雄一氏


GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。