宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:37)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏の最新データがありません。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
9/ 5 --- ---
9/ 4 --- ---
9/ 3 --- ---

黒点  9/ 5 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:25 481 +0.7
-2 h 482 -4.0
-4 h 436 -3.6
-6 h 430 -0.3
-8 h 429 -3.6
-10 h 423 -0.5
-12 h 400 -0.3

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
-:- - -/ -
-2 h - -/ -
-4 h - -/ -
-6 h - -/ -
-8 h - -/ -
-10 h - -/ -
-12 h - -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 9x10^2
9/ 5 0.5 3x10^3
9/ 4 0.5 1x10^4
9/ 3 0.7 2x10^4
9/ 2 0.5 2x10^4
9/ 1 0.5 3x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
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Dst (京都大学)
地上磁場 (NICT)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2018/ 8/31 11:30 太陽風はやや低速になり、磁気圏は穏やかです。
2018/ 9/ 1 08:28 太陽風は平均的な状態で、磁気圏は穏やかです。太陽は無黒点です。
2018/ 9/ 2 08:56 太陽風は低速になっています。磁気圏は穏やかです。
2018/ 9/ 3 14:02 太陽風は低速です。イエローナイフのオーロラをどうぞ。
2018/ 9/ 4 13:11 低速の太陽風が続いています。イエローナイフのオーロラをどうぞ。
最新のニュース

2018/ 9/ 5 12:37 更新
太陽風の速度がやや高まっています。8月の黒点数は 8.8 でした。

担当 篠原

WDC-SILSOより、
8月の黒点相対数の月平均値は、 8.8 と発表されました。

8月は、磁場の極性が反対になっていた2720黒点群の出現など、
月の中頃に印象的な黒点の出現があり、
1日の黒点相対数としては、8月25日に33に達したりしたのですが、
1ヶ月間の平均値は、1桁台に留まっています。

1枚目、2枚目の黒点数の推移のグラフでは、
通常のデータのばらつきの範囲に収まっています。

無黒点の日数も、7月からは半減しましたが、
14日と月のほぼ半分に達しています。

太陽活動の極小期は、静かに進行している様子です。



太陽風は、昨日のニュースの後ゆっくりと上昇が続き、
現在、480km/秒とやや高速の状態に変わっています。
磁場強度は、5〜7nTと平均的か、やや強まった状態になっています。

SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真の
中央部に見えているコロナホールの影響としては早すぎる印象です。
その前の領域にも、高速太陽風の噴き出し口があった様です。

太陽風磁場の南北成分は、
速度の高まりとともに南寄りになっています。
-5nT近い南向きの変化も発生していて、
磁気圏の活動はある程度高まっていると思われます。

今日もAE指数を見ることはできないのですが、
昭和基地の全天カメラによると、
雲越しになっていますが、オーロラ活動の高まりが
繰り返し観測されています。

引き続き、太陽風の高まりや、
オーロラ活動の推移に注目してください。


太陽は今日も無黒点です。
X線グラフも変化はありません。


放射線帯の高エネルギー電子は、
どちらの衛星も減少して、1万を割っています。



太陽黒点相対数の長期変化。8月の黒点相対数は 8.8 でした。
(c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース


1970年以降の太陽黒点相対数の長期変化。
(c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース


1970年以降の月毎の無黒点日の日数。
(c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。